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2008年夏の紫外線対策
紫外線のことを知り、効果的に防ぐことで、この夏は紫外線による肌のトラブルを最低限にしましょう!
STEP 1  去年のトラブルを 今年の紫外線対策に生かす
STEP 2  年中で一番紫外線が強いのは、いつ?
STEP 3  『塗る』だけでは、紫外線は防げません 食事によっても紫外線を防ぐ
STEP 4  いつ、どんな対策が必要?
STEP 5  日焼け止めを選ぶ時の注意点
 STEP 6  弱い日焼け止めの効果を高める秘密の方法
STEP 7  昼間に受けた紫外線の影響を、次の日に持ち越さないためには?
STEP 8  週末のお出かけに備えて、予定している日焼けを予防する方法
STEP 9  日焼け後のケアの4つのポイント
■ 美容の鉄則 編■ 美肌に欠かせない栄養素 編
 ・肌のお手本を持つことで、きれいになる
 ・いいものをたくさん摂って、悪いものを遠ざける
 ・口から入るものを重要視する
 ・化粧品の考え方
 ・スキンケアの基本は、食事と洗顔
 ・紫外線の影響を、可能な限り小さくする
 ・日焼け止めは『塗る』より『食べる』
 ・日焼けした肌を回復させる
 ・効率よくデトックスする
 ・美容における『個人差』
 ・『こうなりたい!』ではなく、『なってしまった!』と思い込む
 ・体温を36.5℃に保つ
 ・美肌作りに食事が重要な理由
 ・油の摂り方を変える
 ・ビタミンA
 ・β-カロチン
 ・ビタミンB1、B2
 ・ビタミンB6
 ・葉酸
 ・ビタミンB12
 ・ビタミンC
 ・ビタミンD
 ・ビタミンE
炭水化物・糖
タンパク質・アミノ酸
・脂質
α-リノレン酸
亜鉛
クロム
セレン
・カルシウム

・食物繊維
■ 肌の仕組み 編■ 肌にいい食べ物 編
 ・表皮の構造
 ・皮膚バリア
 ・ターンオーバー
 ・セラミド
 ・唇(粘膜)
・真皮の構造
コラーゲン
・毛穴の構造
・皮脂の分泌
・汗
 ・栄養価が高い野菜や果物の選び方
 ・ビタミンE、C、β-カロチンが豊富な野菜
 ・食べたほうがいい油、控えた方がいい油
 ・にきびとにんにく
 ・ミネラルや微量金属
■ スキンケア 編 ■ 美肌の敵 編
 ・ぬるま湯洗顔のススメ
 ・角質を削ってはいけない理由
 ・肌と相性のいい油
 ・日焼け止めの選び方
 ・肌に優しいメイク
マイルドクレンジング
・ディープクレンジング
エクササイズやマッサージの注意点
フェイスニング
 ・タバコとタバコの煙
 ・紫外線
 ・ストレス
 ・お酒の飲みすぎ
 ・活性酸素 
・疲れ
・食べすぎ
・炎症
・肌に合わない化粧品
・加工食品の摂りすぎ
■ 肌のトラブルシューティング 編■ 肌に関わる体調変化 編
 ・乾燥肌
 ・敏感肌
 ・シミ・そばかす
 ・にきび予防
 ・にきびの改善
 ・花粉症皮膚炎
 ・アレルギー症状 
肌の凸凹
  にきび痕乾燥
  毛穴の開き角栓
たるみ
くすみ
皮脂の分泌過剰
 ・貧血
 ・睡眠(メラトニン)不足
 ・甘いものが止められない
 ・脂っこいものが止められない
 ・便秘
 ・生理
 ・運動不足
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どんな日焼け止めが正解?
肌に塗る日焼け止めの効果を知ろう

紫外線予防というと、肌に塗る日焼け止めですね。 たくさんある中から、自分でよい日焼け止めを選べるようにするために、日焼け止めのことを少し勉強しましょう。

SPFとSA

SPFは、紫外線B波(UVB)を防ぐ指標で、きちんとした基準があり、数字が大きいほど日焼け止め効果が高いということになっています。

一方、PAは、紫外線A波(UVA)を防ぐ指標で、『PA+++』が最大です。 決まった基準はなく、どの程度防止できるかという目安でしかありません。

日焼け止めの成分

SPFやPAの効果を出すための日焼け止めの成分は、大きく分けると2種類あります。

① 紫外線吸収剤(パラアミノ安息香酸系、サリチル酸系 など)
メリット) 紫外線(主に紫外線B波)を吸収し、弱い作用の光に変えることで、肌に当たる紫外線量を減らす。
デメリット) 紫外線を吸収する時に何らかの化学反応が起こるので、肌のトラブルの原因になりやすい。 化学反応を起こしたものは、それ以上紫外線を吸収できなくなるため、効果が徐々に低下するため、こまめな塗り直しが必要。 クレンジングが必要。

② 紫外線散乱剤(酸化チタン、酸化亜鉛 など)
メリット) 紫外線の種類に関わらず、紫外線を反射させることで肌への透過を防ぐ。
デメリット) 皮脂を吸収しやすいため、乾燥しやすくなる。 白浮きしやすい。 クレンジングが必要。

このような、メリットとデメリットを持っています。 一般的に、SPFの高いものほど紫外線吸収剤が多く、SAの高いものには紫外線散乱剤が多くなっています。

紫外線吸収剤は、一見頼りになりそうに見えるのですが、肌の上で化学変化が起こるため、トラブルの原因になりやすくなっています。 ですから、クレンジングが不十分で肌に残った場合は、トラブルが起こる可能性が高くなります。

一方、酸化チタンや酸化亜鉛は、不活性な物質なので、表面に残ったとしてもトラブルの原因になりにくいものです。 しかし、いくら肌にとって負担が少ないといっても、皮脂を吸着する作用があるため、クレンジングが不十分だと肌が乾燥しやすくなってしまいます。

肌に優しい日焼け止め

ということで、肌への負担を一番に考えると、紫外線吸収剤の入っていない(ノンケミカル)、酸化チタンや酸化亜鉛が入っている程度の、SPF15、SA+程度のものを利用するのがいいですね。 日焼け止めにあまり多くを求めるのは、肌への負担を増やすだけです。

負担の大きい日焼け止めを使っていると、刺激を感じていなくても、肌の奥で炎症が起こる場合があります。 するとメラノサイトが敏感になり、シミができやすい状態になってしまいます。 肌に負担をかけてまで紫外線を防いでいるのに、シミができやすくなるだなんて、考えたくありませんね!

でも、弱い日焼け止めを塗るだけでは、充分紫外線を防ぐことはできません。 ですからやはり、塗る日焼け止めだけでなく、紫外線防御効果のあるものをいくつか組み合わせて紫外線を防ぐことが大切です。
 紫外線自体に当たらないようにする(日傘や帽子、日陰を利用する)
 皮膚バリアを充分働かせる
 食べる日焼け止めを利用する 
弱い日焼け止めに、この3つをうまく組み合わせることで、上手に紫外線を防ぐようにしたいですね!


~今日のポイント~
 日焼け止めは、紫外線吸収剤の入っていない弱めの効果のものを利用しましょう。 食べる日焼け止めを併用することで、効果を高めよう。


SPFの指標の出し方は、こうなっています。

SPF値=A/B
A:日焼け止めを塗った肌で、サンバーンが起こるまでの時間または紫外線量
B:日焼け止めを塗らなかった肌で、サンバーンが起こるまでの時間または紫外線量
*サンバーン:紫外線B波によって炎症を起こすほどの日焼け。

例えば、SPF10の日焼け止めは、何も塗らない肌が受ける10倍量の紫外線を受けて始めてサンバーンが起こるということです。 さらに、SPF30の日焼け止めは、同程度の紫外線が当たると、SPF10の日焼け止め剤よりもサンバーンが起こるまでに3倍の時間がかかるということになります。

参考文献
 化粧品・外用薬研究者のための皮膚科学 / 文光堂
 資生堂 紫外線情報
  http://www.shiseido.co.jp/uv-info/html/index.htm


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【2007/05/28 06:49】 | 紫外線対策 | トラックバック(0) | コメント(10) |
『素肌のための栄養塾』からのお知らせ
ビタミンDと美肌の関係

このサイトのまとめとして、『素肌のための栄養塾』を開講しています。

素肌のための栄養塾

今回は、『ビタミンD』に関するお話です。
ビタミンDは、紫外線B波に当たることで体の中で合成することができるビタミンです。
主に骨の形成に関係があるということはよく知られていますが、それ以外の働きについては、あまり知られていませんね。
紫外線の利点って何? でも、少し触れましたけれど、他にどんなものがあるのでしょうか?
もう少し深く考えてみたいと思いますので、興味のある方は、是非登録してくださいね。
今日の夜8時に届きます。

過去の講座テーマ

5月27日 素肌のための栄養塾 第8回 『ビタミンDと美肌の関係』
5月13日 素肌のための栄養塾 第7回 『ビタミンAは種類がいっぱい』
5月 6日 素肌のための栄養塾 第6回 『ビタミンCを効率よく摂る』
4月15日 素肌のための栄養塾 第5回 『紫外線とセレン』
4月 8日 素肌のための栄養塾 第4回 『エネルギーに関わるビタミンの大切さ』
3月24日 素肌のための栄養塾 第3回 『抗酸化物質』
3月17日 素肌のための栄養塾 第2回 『α-リノレン酸の働き』
3月10日 素肌のための栄養塾 開校! 『美肌作りの鉄則』

第1回のみ公開しています。 それ以外の過去の講座は、メルマガ購読者さま限定で公開しています。 興味のある講座がある場合は、是非登録してくださいね! 毎回の講座で、ID&PWを発行しています。

こちらの塾でも皆さんとお会いできること、楽しみにしていますね!



メルマガ登録・解除 ID: 0000228583
素肌のための栄養塾
   
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【2007/05/27 15:28】 | 素肌のための栄養塾 | トラックバック(0) | コメント(0) |
『食べる』日焼け止め
『塗る』だけでは、紫外線は防げません

日焼け止めは『塗る』ものというイメージが強いのですが、『食べる』ものにも日焼け止め効果があるものはたくさんあります。 正確には、『日焼け止め』とはちょっと違いますけどね。

紫外線は、肌に『当たる』だけではそれほど大きな影響はありません。 しかし、肌を構成している細胞内外にある過酸化水素に当たることで、酸化力の強い『ヒドロキシラジカル』や『一重項酸素』などの活性酸素を作ってしまうことが、紫外線が悪者になる原因です。

『塗る』日焼け止めは、紫外線が肌に『当たる』ことを防ぐものですが、『食べる』日焼け止めは、紫外線の影響で発生するこれらの活性酸素を分解するための栄養素です。 『食べる』日焼け止めって、うまく使うととても頼りになる存在だと思いませんか?

ポイントは過酸化水素

酸化力の強い『ヒドロキシラジカル』や『一重項酸素』は、どちらも過酸化水素に紫外線が当たることで発生します。 ですから、過酸化水素を分解するためのグルタチオンペルオキシダーゼという酵素の働きに欠かせないセレンという微量金属を充分摂ることが大切です。

しかし、残念ながらセレンはどの食品にどれくらい含まれているかという研究ができていない栄養素です。 こんなに重要な栄養素なのにね。 含有量がわからないということは、過酸化水素を分解できるために必要な量がちゃんと摂れているかどうかが解りません。 それでは困ってしまうため、サプリメントで適量補う必要があります。

ヒドロキシラジカルと一重項酸素を分解する

過酸化水素は、元気な人の体の中にはかなりの量があるため、セレンを摂るだけでは足りません。 というのも、屋外で過ごす限りは、どれだけ日焼け止めを塗っても塗りムラや、汗や水で流れることによって、完全に紫外線を避けることは難しくなります。

ですから、これらの元である過酸化水素を分解するためだけでなく、できた活性酸素を分解するためにビタミンE、ビタミンC、β-カロチンを充分摂ることも大切です。

 ビタミンE、C → ヒドロキシラジカル
 β-カロチン   → 一重項酸素
 

朝からセレンとビタミンを摂る

今から8月半ばくらいまでは、1年中で1番紫外線が強い季節です。 いつ紫外線に当たっても大丈夫なように、朝からセレン、ビタミンE、C、β-カロチンを充分摂るようにしましょう。

ビタミンCは、こまめに補給を

ビタミンEは、β-カロチンを、ビタミンEは、ビタミンCで何度でも復活させることができます。 ということは、ビタミンCを常に補給していれば、これらの栄養素の力を常に発揮し続けることができるようになります。 でも、ビタミンCは、一度にたくさん摂っても、すぐに排出されてしまうものなので、こまめに摂ることが重要です。

日焼け止めを『塗る』だけでは、紫外線の影響は防ぎきれません。 是非、『塗る』と『食べる』をセットで行ってくださいね。


~今日のポイント~
 紫外線が一番強い今の季節には、SPF15程度の日焼け止めを塗り、朝からセレン、ビタミンE、C、β-カロチンを摂り、日中はビタミンCを常に補給しましょう。


昨日の肌に優しいメイクとは? でお話ししたパウダーを使う時には、SPF15程度の日焼け止めや、日焼け止め効果のある乳液を利用するといいですね。 でもその場合は、充分ぬるま湯洗顔をするか、場合によっては泡立てた石鹸の泡を使った洗顔が必要になります。 乳液や日焼け止めの油の組成などをよく見て選ぶようにしてくださいね!

参考文献
 活性酸素・フリーラジカルのすべて / 丸善株式会社
 細胞機能と代謝マップ I / 東京化学同人
 5訂増補 食品成分表2007 / 女子栄養大学出版部



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【2007/05/26 08:02】 | 紫外線対策 | トラックバック(0) | コメント(2) |
肌に優しいメイクとは?
ベースメイクとケア方法を変えよう

お化粧って、とても楽しいもの、嬉しいものです。 子供の頃、お母さんの化粧品をこっそり使ってみたことはありますか? 鏡を覗きながら初めて口紅をつけた時のあの感動と不思議な気持ち。 それがお化粧の楽しみそのものだと思っています。

でも、いつからかお化粧は楽しみではなく、隠すためのものに変わってしまうことがあります。 隠すメイクでも、うまく隠すことができれば楽しいのですが、そうでなければ1日中気になってしまいます。 でも、諦めてしまうには、まだまだ早いです。 ベースメイクとケア方法を変えることで、何歳からでも肌は復活するんですよ!

メイクを楽しむための、基本のケア方法

ファンデーションのノリが悪いと悩んでいる方、肌のトラブルを隠したいと思っている方は、先ずは食事を変えてみましょう。 食事はりっぱなスキンケアです。

ファンデーションの『ノリ』を左右しているのは、肌バリアです。 先ずは肌バリアの機能を高めるために、洗顔をぬるま湯のみに変え、セラミドを増やすための食事をしましょう。 ページトップの『肌のトラブルシューティング 編』には、トラブルごとの対処方法へのリンクを貼っています。 参考にしてくださいね。

肌バリアが充分機能している肌は、とてもファンデーションのノリがよくなります。 私も一時期、あまりのノリの良さに気をよくして、ファンデーションをしっかり塗っていたのですが、ふと、隠すのは勿体無い?と思うようになりました。

先ずはファンデーションをパウダーに変える

実は、肌バリアを壊す一番の原因は、クレンジングです。 どんなに肌に優しいという触れ込みのものでも、肌のバリア機能にとっては負担になります。 ですから、クレンジングの原因となるファンデーションを止めることは、美しい素肌になるための第一歩になります。

でも、いきなりファンデーションを止めるのに抵抗がある場合は、先ずはパウダーのみに変えてみましょう。 少しの乳液を付けた後にフェイスパウダーを軽くつければ完成です。 乳液を付ける時には、油の成分をよく確認してくださいね。

パウダーだけだと、基本的にクレンジングは必要ありません。 夜のぬるま湯洗顔を念入りにすることで、きれいに落ちます。 ポイントメイクを落とす時や、どうしてもパウダーの残りが気になる場合は、泡立てネットを使ってよ~く泡立てた石鹸(下に詳しく書いています)を軽く乗せ、30秒ほど置くことで(こするの厳禁!)少し浮かしてからぬるま湯で何度もすすぐことで充分落ちます。

ポイントメイクに徹する

パウダーのみで充分と思えるようになったら、パウダーも止めてみましょう。 ファンデーションを塗らなければ、ぬるま湯で顔を洗って水分をきれいにふき取るだけで、ベースメイクは完成。 あとは眉、目元、口元に力を注ぐだけ。 ポイントメイクにこだわると、メイクがとても楽しくなります。

乾燥知らずで、頬の毛穴がきちんと閉じ、シミやそばかすもほとんど目立たず、にきび痕もなく、シワもくすみもない、きめの細かい肌だったら、ファンデーションで隠してしまうのは勿体ないですね。 美しい素肌は、そのまま見せたいものです。

どんなに肌バリアが充分でも、クレンジングをすることでどうしても肌バリアは壊れてしまいます。 その破壊が小さなものでも、毎日繰り返すと、少しずつ肌に影響がでてきてしまいます。 肌バリアを壊さないメイクが、一番肌に優しいメイクです。


~今日のポイント~
 ベースメイクは、ファンデーション無しに変えてみよう。 ポイントメイクにこだわって、素肌の美しさを見せつけよう!


石鹸を使う場合は、充分こだわってくださいね。 一番いい石鹸は、添加物の入っていない、コールドプロセスで作られたオリーブ油100%のオリーブ石鹸や、オリーブ油72%のマルセイユ石鹸です。 オリーブ石鹸は匂いが独特ですし、泡立ちも悪いので、抵抗がある方もいるかもしれませんが、洗い上がりは最高です。 顔用には使いませんが、体用にいつもオリーブ石鹸を使っています。

とことんこだわるなら、手作りしてしまうのが一番です。 石鹸を作るって、思った以上に簡単で楽しいんですよ。 油や苛性ソーダの取り扱いに注意すれば、難しいものではありません。 一度使ってその良さを知ると、市販の石鹸なんて使えなくなってしまいます。 手作り石鹸の良さを知らない方は、是非『お風呂の愉しみ』を読んでみてくださいね。 スキンケアやバスタイムのことから練り香水の話まで、全て詳細なレシピ付きです。 読むだけでも楽しくなれる本です。

参考文献
 お風呂の愉しみ / 飛鳥新社
 化粧品・外用薬研究者のための皮膚科学 / 文光堂



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【2007/05/25 06:35】 | スキンケア | トラックバック(0) | コメント(5) |
紫外線の利点って何?
知られていない、ビタミンDの働き

紫外線は肌にとって百害あって一利なしと言われていますが(私も言っていました)、実は1つだけ利点があります。 それは、肌に紫外線B波が当たることで、体の中でビタミンDが合成できるようになることです。

ビタミンDはヒトの必須ビタミンで、骨を作る時に重要な働きをすることで知られていますが、実は肌の美しさとも関わっています。

 ・メラニン色素の沈着防止
 ・コラーゲンの合成促進


紫外線不足がシミの原因??

あまり知られていないことですが、ビタミンDは、細胞分裂を起こすための信号物質としての働きを持っています。 ですから、不足するとターンオーバーがゆっくりになってしまいます。 細胞やタンパク質を新しく作るための材料ではなく信号物質ですからそれほど多くを必要としないのですが、肌を紫外線から守ろうと必要以上に日焼け止め(特にSPFの高いもの)を塗ると、ビタミンDの合成力が低下し、不足することがあります。

折角紫外線の影響から肌を守ろうと日焼け止めを塗っているのに、ビタミンD不足でターンオーバーがゆっくりになってしまい、結果としてなかなかシミが消えなくなった。。なんてことが起こる場合があります。 必要以上に紫外線を避けることは、逆にシミが消えにくい状態を作ってしまい、何をやってるのかわからなくなってしまいます。

コラーゲンが作れなくなる??

ビタミンDは、細胞分裂だけでなく、『コラーゲンを作りなさい』という信号にもなっています。 ということは、不足すると新しいコラーゲンを作り出す力が低下してしまいます。

日焼け止めを塗る場合は、ビタミンDを摂ろう

紫外線の害は大きいのですが、利の影響も大きいのです。 日焼け止めを塗ることでビタミンDの合成を妨げる場合は、食事で摂らないと不足してしまいます。 そして若い頃のビタミンD不足は、閉経後の骨粗鬆症にも大きく影響してきます。 今は若い女性でも骨粗鬆症が増えてきていますね。 骨がもろくなってしまっては、美肌だなんて言ってられません。

やっぱり凄い、『食べる日焼け止め』

でも、体の内から紫外線の影響を小さくしていれば、安心して日焼け止めを塗る量を減らすことができるようになり、ビタミンDが合成できるようになります。 体の内からの紫外線対策には、こんな利点もあるんです! 肌に日焼け止めを塗るだけでは、ビタミンD不足になり、なかなかシミが消えなくなるだけでなく、将来、骨粗鬆症のリスクが高まってきます。

日焼け止めを『塗る』ことは重要ですが、それだけでなく、体の内側からの『食べる日焼け止め』も利用するようにしましょう。 こうすることで、肌でのビタミンDの合成も可能になり、より美しい肌に近づけるようになります。


~今日のポイント~
 日焼け止めを塗る時は、ビタミンDを摂るようにしましょう。 『食べる日焼け止め』は、紫外線の影響を小さくすることも、ビタミンDの合成も可能にする、とてもよい方法です。


ビタミンDは、ヒトに対する研究からも、乳がん、大腸がん、前立腺がん、子宮がんに対する予防効果があるということがわかってきています。 それも、日照時間、手足を覆うことで日光を避けること、日焼けをした時の皮膚の状態なども関係していることが明らかになっています。 必要以上に日焼けを恐れて紫外線を避けることは、体が必要とする栄養素のバランスを崩す原因にもなります。

だからといって、ビタミンDのためだけに紫外線をたくさん浴びることは、皮膚がんリスクが上昇するため、よくありません。 1日に必要な紫外線量は、顔以外の体の40%が15分程度、昼間の直射日光に当たればいいとされています。 真夏では2分間で充分です。 この程度の時間でしたら、外に出る少し前にビタミンCを摂るなどすれば、肌への影響はほとんどないとされています。 

徹底的に紫外線を避けたい場合は、食事やサプリメントで充分摂れるように気を配りましょう。

参考文献
 化粧品・外用薬研究者のための皮膚科学 / 文光堂
 Vitamin D and reduced risk of breast cancer: a population-based case-control study.



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【2007/05/23 07:07】 | ビタミン | トラックバック(0) | コメント(2) |
紫外線対策に役立つ、肌にいい食べ物 / 5~6月編
文字色豆類、葉っぱが旬

紫外線対策で、肌に塗る日焼け止めよりも重要なのは、『食べる日焼け止め』となるセレン、ビタミンE、C、β-カロチンです(紫外線対策 2/ 弱い日焼け止めの効果を高める秘密の方法)。 日焼け止めや、汗をかいたり水がかかったりすると取れてしまいますが、食べる日焼け止めは、『必要量』を『食べ』さえすれば効果が続きます。 塗るより楽チンで、効果が高いんですよ!

ということで、紫外線対策に重要な、5~6月の野菜リストです。

野菜・くだもの 1食でたべるめやす量 β-カロチン(ug) ビタミンE(mg) ビタミンC(mg)
1日の必要量:6000 ug 1日の必要量:8 mg 1日の必要量:100 mg
そら豆(茹で) 6個、72 g 151 (210) 0 (Tr) 13 (18)
アスパラガス(茹で) 太1本20 g 74 (370) 0.3 (1.6) 3 (16)
さやえんどう(茹で) 10さや、25 g 145 (580) 0.2 (0.7) 11 (44)
つるむらさき(茹で) 1人分、25 g 800 (3200) 0.3 (1.3) 0.5 (18)
エダマメ(茹で) 1人分、100 g 260 (260) 0.6 (0.6) 15 (15)
にら(生) 10本、50 g 1750 (3500) 1.3 (2.5) 38 (19)
あおじそ(大葉) 3枚、15 g 1650 (11000) 0.6 (3.9) 3.9 (26)
いちご 5コで75 g 14 (18) 0.3 (0.4) 47 (62)
      カッコ内は、100 g当たりの量です。


β-カロチン増加中

4~5月の野菜と少しかぶっていますが、だんだんβ-カロチンを多く含む野菜が増えてきました。 β-カロチンは、紫外線の影響でできる一重項酸素を効率よく消去してくれる、重要な抗酸化物質です。 シワやたるみの原因をやっつけてくれます。

豆類や葉っぱには、β-カロチンが豊富に含まれています。 熱に強く、むしろ少し過熱した方がいい栄養素なので、茹でたり炒めたりして食べる豆類や葉ものは最適ですね!

植物は太陽の光を使ってエネルギーを作っているので、紫外線の影響を大きく受けます。 でも、紫外線に負けてしまうようでは生き物として成り立たないのですね。 だから、植物は紫外線に負けないための力をたくさん持っています。 その力を上手く利用すると、私達も効率よく紫外線の影響を弱めることができるようになります。

もうすぐ、1年中で一番紫外線が強くなる季節です。 日増しに紫外線が強くなる時期に最も効果を発揮させるためには、朝食でこれらの野菜を1品でもいいので食べたいものです。 そして、ビタミンCは、朝と昼、そして食べるなら間食で少しという食べ方がいいでしょう。

今の季節のお勧め朝食メニュー
 ・つるむらさきのお浸し
 ・ご飯
 ・あおじそ入り玉子焼き 
 ・いちご 5個


玉子焼きにあおじそを入れたことありますか? これ、あおじその味が鮮烈で、とても美味しいんですよ! 刻んだあおじそと塩を少しいれた卵液で作る玉子焼き、密かに大好きです。

これでβ-カロチン 2464 ug、ビタミンE 1.8 mg(卵を入れて)、ビタミンC 51 mgとれます。 朝からこれだけ摂れれば充分ですね。 あとは日中にこまめにビタミンCを摂れば紫外線なんて怖くありません!

そして夜はアオジソをたっぷり使った鰹のたたきなんかが食べたいですね~。 エダマメも一緒に...なんて、ビールが欲しくなりそうです。。

旬の野菜の中でも、より栄養価の高い野菜を知ろう

旬の野菜の中でも、さらに栄養価の高い野菜の見分け方があります。 美容にいい、栄養価の高い野菜や果物の選び方 でもお話しましたが、

 ① 『匂い』や『色』の濃いものを選ぶ
 ② 傷のないものを選ぶ


この2点に気をつけてくださいね。 野菜の『匂い』や『色』は、栄養価の高さを表すバロメーターです。 是非、スーパーでは野菜を手に取って、ちょっと怪しいけれど、よく色を見て、匂いをかいで、比べてみてください。

さらに、葉っぱ類はできるだけ青々して、葉にハリがあるものを選んでくださいね。 葉に黄色みがかったものは、少し古くなっているサインなので、避けるようにしましょう。


~今日のポイント~
 5~6月は、緑色の豆類や、葉っぱが旬です。 旬の野菜を賢く選んで紫外線予防に役立てよう。


参考文献
 5訂増補 食品成分表2007 / 女子栄養大学出版部


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乳がんからあなたを守る食事とライフスタイル (mag2libro)乳がんからあなたを守る食事とライフスタイル (mag2libro) 2008/09/20 発売
大藪 友利子
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【2007/05/22 07:07】 | 紫外線対策 | トラックバック(0) | コメント(0) |
忙しい時でも、ちゃんとごはん
今週は仕事やプライベートで忙しくて、美容の研究はちょっとお留守になっていました。
実はこのブログ、基本的に早起きして出勤前に書いているのです。
夜遅くまで起きているよりは、早起きする方が確実に時間が取れるし、体調もいいので。
調子がいい時は、忙しくても朝はちゃんと起きれるんですけど(だから、今日は日曜なのに朝から目が覚めてしまった…)、今週は週の頭に低気圧が来ていたのもあって、体調もイマイチで、朝起きれない日が続いていました。
調子が悪いと朝起きれないんですね~。
早起きは体のバロメーターということで、早起きができる体でい続けることができるようにしていきたいです。

。。と、こういう忙しくて体調もイマイチな時でも、やっぱり紫外線は降り注いでくるので、朝食には充分ビタミン類が摂れるように気をつけていました。
たまに、「具体的にどんな朝食を食べてるんですか?」というご質問を頂く時があります。
ということで、ちょっと恥ずかしいのですが、私の朝食です。
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【2007/05/20 05:21】 | 日々のこと | トラックバック(0) | コメント(2) |
5~8月上旬の紫外線対策 
紫外線本番!

1年中で一番紫外線の量が多いのは、夏至の日。 夏至の日は、太陽の位置が1年中で一番高い日で、今年は6月22日が夏至になるようです。 ということで、今からの1ヶ月と、夏至を折り返した1ヶ月の、8月上旬くらいまでが、紫外線対策を最も強力にするべき季節です。

1年中で一番手厚い紫外線対策

今の時期から8月上旬までは、極力紫外線を極力避けるようにすることが、肌にとって最も大切なことになります。 午前10時から午後2時の間が1日中で一番紫外線量が多い時間帯だというお話しをしましたが、これからの季節はこの時間帯の前後1時間、午前9時から午後3時の間を、紫外線から身を守る時間帯にした方がいいでしょう。

上からの紫外線を避ける

室内から外へ出る時には、日傘や帽子を常に利用しましょう。 この季節の紫外線の約3割は、ほぼ真上から降り注ぐ形になります。 ですから、日傘は肩に乗せるのではなく、まっすぐ持った方がいいですね。 日傘の色は、黒がいいでしょう。

帽子をかぶる時も同じです。 つばを上に上げてしまうと、顔に紫外線が当たることになってしまいます。 つばの広さの広いもの(7 cm以上あれば充分です)を、少し下げ気味でかぶると、より効果があります。 帽子の色も、黒がお勧めです。

正面と下からの紫外線を避ける

こうやって上から降り注ぐ紫外線は、それなりに避けることができるのですが、この季節の紫外線は上からだけでなく、約6割は散乱光といって、空気中の微粒子などに当たることで四方に広がって降り注ぐものがあります。 さらに、これらが地面に当たって跳ね返ったものもあります。

一般に、跳ね返ってくる紫外線の量は、草地やアスファルトに当たったものは10%程度、水面では20%、そして乾燥した砂地では25%と言われます。 場所によっても結構差がありますね。 こうやって見てみると、やはり海は要注意です。 散乱光や反射光は、日傘や帽子だけではカバーしきれないので、この時間帯は、日焼け止めもきちんと塗るようにしましょう。

食べる紫外線対策

そして、外から浴びる紫外線を避けるだけではなく、体の内からも、必ず紫外線対策をするようにしましょう。 紫外線を避けることも大切ですが、より重要なのは体の内からの対策です。 というのも、本当に肌で悪さをするのは紫外線ではなく、紫外線が当たることで発生する『活性酸素』です。

シミもそばかすも、シワもたるみも、毛穴の開きも、紫外線が肌に当たることで発生する活性酸素が原因です。 これらの発生を防ぐ方法は、紫外線を避けることと、活性酸素を除去するための栄養素を食べる以外にありません。 

紫外線は、どれほど注意をしていても、どうしても防ぎきれない部分が出てきます。 それを積極的にカバーするのが、食事です。

朝からセレン、ビタミンE、ビタミンC、β-カロチンを含む食材を必ず食べ、日中はビタミンCをこまめに摂りながら過ごしましょう。 午前9時から午後3時の間に外出する時は、ビタミンCのサプリメントや飴をちょこちょこと食べるのも効果があります。

体の内側からの紫外線対策をするのとしないのとでは、その後のトラブルのでき方に大きく影響します。 夏のトラブルを冬に持ち越さないように、毎日充分な対策を取るようにしたいですね!


~今日のポイント~
 今から8月上旬が、紫外線の最も強い季節です。 日傘、帽子、日焼け止めなど、使える限りの手段を使って紫外線から身を守りましょう。 そして、朝からセレン、ビタミンE、ビタミンC、β-カロチンを摂ることで、体の内側からも紫外線対策を取りましょう。


車を運転する時には、手の甲を焼かないように手袋をしましょう。 最近は、ひじまでカバーするものもたくさんあって、さらに運転しやすいように手のひら部分に滑り止めがついたものもあります。 私は、滑り止めの付いた、ひじまでのロングとミドルの2枚をいつも車に入れています。 着ている服によって使い分けると便利ですよ。

サングラスも重要です。 目は紫外線の影響を受けやすいので、紫外線防御率99%以上のレンズの入ったものを使うようにしましょう。

参考文献
 活性酸素・フリーラジカルのすべて / 丸善出版
 札幌市青少年科学館
  http://www.ssc.slp.or.jp/planet/starry_heavens/astro_calculation/sunrise_set/2007_text.htm 気象庁 紫外線に関する基礎知識
  http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/uvhp/3-45uvindex_mini.html#reflect



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【2007/05/15 06:19】 | 紫外線対策 | トラックバック(0) | コメント(6) |
『素肌のための栄養塾』からのお知らせ
ビタミンAにも種類がいっぱい

このサイトのまとめとして、『素肌のための栄養塾』を開講しています。

素肌のための栄養塾

今回は、『ビタミンA』に関するお話です。
ビタミンAには、レチノール、β-カロチン、リコピン、アスタキサンチン、β-クリプトキサンチンなど、たくさんの種類があります。
最近はこれらが入った化粧品やサプリメントをよく見かけますね。
そこで、どれがどのくらい美肌にとって重要なのかを考えようと思っていますので、興味のある方は、是非登録してくださいね。
今日の夜8時に届きます。

過去の講座テーマ

5月13日 素肌のための栄養塾 第7回 『ビタミンAは種類がいっぱい』
5月 6日 素肌のための栄養塾 第6回 『ビタミンCを効率よく摂る』
4月15日 素肌のための栄養塾 第5回 『紫外線とセレン』
4月 8日 素肌のための栄養塾 第4回 『エネルギーに関わるビタミンの大切さ』
3月24日 素肌のための栄養塾 第3回 『抗酸化物質』
3月17日 素肌のための栄養塾 第2回 『α-リノレン酸の働き』
3月10日 素肌のための栄養塾 開校! 『美肌作りの鉄則』

第1回のみ公開しています。 それ以外の過去の講座は、メルマガ購読者さま限定で公開しています。 興味のある講座がある場合は、是非登録してくださいね! 毎回の講座で、ID&PWを発行しています。

こちらの塾でも皆さんとお会いできること、楽しみにしていますね!



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素肌のための栄養塾
   
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【2007/05/13 10:38】 | 素肌のための栄養塾 | トラックバック(0) | コメント(4) |
敏感肌から脱出! / 皮膚バリアを働かせよう 2
生活改善、食事改善

皮膚バリアを働かせよう 1 では、正常な皮膚バリアの仕組みや働きについてお話ししました。 今回は、この皮膚バリアが壊れてしまった状態、乾燥肌や、いわゆる敏感肌についてです。

皮膚バリアが壊れた状態とは?

皮膚バリアの一番外側にあるのは皮脂と肌の常在菌ですが、これらは色々な原因で失われてしまいます。 主な原因は、石鹸や洗顔フォーム、クレンジング剤などの、皮脂を落とす洗顔です。 こすったり、油取り紙等で皮脂を吸着させたりしても、失われます。
皮膚バリアoff

皮脂が失われると、肌表面の蓋が無くなるためセラミド中の水分が蒸発していきます。 セラミドが乾燥すると、角質同士がくっつけなくなって部分的にはがれ、はがれたところが乾燥・変形することで凸凹になってきます。 すると、皮脂が分泌されてもきれいに行き渡ることができなくなり、乾燥が進み、角質が不均一にはがれ始めます。

こうなってしまうと、表面を覆う皮脂の層も、角質を満たす水分もどんどん減ってしまいます。 水も油も通さない皮膚バリアがうまく機能しなくなると、化学物質や微生物が侵入しやすくなってきます。

化学物質が入り込んで神経を刺激するとかゆみや痛みが出たり、刺激がなくても赤くなったりすることがあります。 この状態が、いわゆる敏感肌です。 微生物が侵入すると、水泡や炎症が起こるようになります。

乾燥肌や敏感肌を改善させるためのケア方法

乾燥肌や敏感肌の人は、皮脂や角質を落としすぎている、セラミドをたっぷり含んだ新しい角質が生まれにくくなっている(ターンオーバーがゆっくりになっている、ということですね)可能性があります。 この場合は、いくら保湿を頑張ってもなかなか改善されません。

実は、一度乾燥・変形してしまった角質は、後から水分を与えても元に戻ることはありません。 ですから、角質を乾燥させないことが何よりも大切なのです。 乾燥して変形してしまった角質は、自然にはがれていくのを待ちましょう。 スクラブなどで無理やりはがすと、元気な角質やセラミドまで削ってしまうことになります。

生活習慣と食事を改善する

角質を守るためには、ぬるま湯のみの洗顔を行った方がいいでしょう。 そして、肌には極力何もつけず、セラミドを増やすための食事をするのが得策です。

また、角質層は、紫外線の影響を小さくする力を持っているので、皮膚バリアの機能が落ちている時は、紫外線の影響も受けやすくなります。 当然、紫外線も可能な限り防いだほうがいいですね。 

でも、皮膚バリアがなければ、日焼け止めを塗ると刺激になり、敏感肌には辛い状況になってしまいます。 その時は、日焼け止めを塗らず、外出時はつばの広い帽子をかぶるなどして紫外線を避け食事によって体の内から紫外線予防するようにしましょう。

どちらか1つではなく、両方同時にする

一番よくないのは、どちらかだけにする、中途半端な改善です。 美肌作りの鉄則では、『いいものをたくさん摂って、悪いものを遠ざける』ことがベストです。 いいものを摂るだけでも、悪いものを遠ざけるだけでも効果は半減、下手したら半減以下です。 両方を同時に行うことで、効果的に改善させていきましょう!

サイト内リンク
 ぬるま湯洗顔の方法
 ターンオーバー
 セラミド
 肌と相性のいい油
 紫外線を避ける
 体の内と外から紫外線の影響を避ける
 予定している日焼けを予防する
 ビタミンE、C、β-カロチンの豊富な野菜 


~今日のポイント~
 敏感肌を改善するには、ぬるま湯洗顔をし、極力肌には何も塗らない(乾燥が酷い場合にのみ少量のオリーブオイル等をピンポイントでつけるようにしましょう)、そしてひたすら紫外線を避け、セラミドを増やすための食事と体の内から紫外線を防ぐ食事をしましょう。


皮膚バリアは、皮脂、角質、セラミド、皮膚の常在菌からできています。 1個欠けてもパワーダウンしてしまいます。

参考文献
 あたらしい皮膚科学 / 中山書店
 化粧品・外用薬研究者のための皮膚科学 / 文光堂



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【2007/05/12 05:13】 | 乾燥肌 | トラックバック(0) | コメント(3) |
皮膚バリアを働かせよう 1
皮膚バリアってどんなもの?

皮膚の表面って、どうなっているのでしょうか。 今まで肌の中の話はしてきたのですが、表面の話はほとんどしていませんでした。 肌の最も表面にあって、肌を守ってくれる『皮膚バリア』。 聞いたことがある方は多いと思いますが、どんなものかご存知ですか?

皮膚バリアは、皮脂と角質層、角質周辺にあるセラミドなどの脂質と水分、そして皮脂を栄養源として存在している皮膚の常在菌でできています。

皮脂の主な成分は、オレイン酸やパルミトレイン酸という、肌の温度(約30度)で液体の状態になっている脂肪酸です。 他に、コレステロールやロウ、ワックス成分も含んでいます。 『脂』と名のつくものですから、当然『油』ですね。

一方、角質層は、肌の細胞が充分成長し、死んでセラミドを放出した後の角質細胞の集まりです。 死んでもなお、肌を守ろうと頑張っている、けなげな細胞たちなのです。 セラミドは、この角質細胞の隙間を埋める接着剤としての働きも持っていますが、それ以外にも大切な働きをしています。

普通、脂質は水と相反する存在なので水と混ざり合うことはないのですが、セラミドは、脂質ですが水と混ざり合うこともできる特殊な脂質です。 この性質を持っているため、皮膚表面で皮脂と上手く混ざり合うことができ、『天然のクリーム』を作ることができるようになるのです。 

表面を皮脂で『蓋』した状態になるため、水分の蒸発を防ぐことができるようになることから、角質層はいつも20%程度の水分を保つことができるようになります。

皮膚バリアon

油と水が上手く層を作ることで、皮脂の部分で水をはじき、水分を含んだセラミドが油をはじくことで、水も油も通さないようにすることができるようになります。 皮膚バリアはとてもうまくできていますね! このバリアが充分機能していると、化学物質も通りにくくなってきます。

さらに、細菌などの微生物も入りにくくなります。 皮膚の中に入り込めなかった細菌は、皮脂を栄養源にして皮膚表面で生活し、皮脂を分解して酸を作るなどして皮膚表面を弱酸性に保つようになります。 皮脂は弱酸性で安定する性質があるため、細菌によって皮膚バリアをさらに強化されることになります。 

一見、何の変哲もない肌の表面ですが、
結構凄い仕組みになっているんですね。


充分な皮膚バリアが働いていると、化粧品を肌につけてもしみないし、刺激が減るため肌のトラブルも少なくなってきます。 さらに、いつも皮膚表面が皮脂できれいにコーティングされているので、お化粧のノリがよく、朝塗ったファンデーションが夜まで崩れません。

皮脂と聞くと、なんとなくべたべたして嫌なイメージがあり、悪者にされがちです。 でも、セラミドと一緒に強力な皮膚バリアを作ってくれている、大切な存在です。

この皮膚バリアの調子が悪くなった状態が、実は、乾燥肌や敏感肌です。 暖かくなると乾燥肌のトラブルはかなり減ってきますが、敏感肌は年中起こりますね。。 どちらも嫌な肌のトラブルです。 ということで、次回は乾燥肌と敏感肌のお話しをしたいと思います。 皮膚バリアを働かせよう 2 に続きます。


~今日のポイント~
 皮膚バリアは、皮脂とセラミドでできた肌のバリアです。 水分の蒸発を防ぎ、細菌や化学物質の侵入を防いでくれます。


参考文献
 あたらしい皮膚科学 / 中山書店
 化粧品・外用薬研究者のための皮膚科学 / 文光堂
 細胞機能と代謝マップ I / 東京化学同人



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【2007/05/11 06:11】 | 肌の構造 | トラックバック(0) | コメント(4) |
ヤフーカテゴリーに掲載されました
『きれいと元気と食べ物』が、昨日からヤフーカテゴリーの登録サイトになりました。 登録カテゴリーは、こちらです。

生活と文化 > 美容、メイク > 美容ブログ

学生の頃は、わりと肌には自信があったのですが、仕事やプライベートで色々あって、2年くらい前から肌のトラブルが増え始めました。 日焼けがなかなか元に戻らなくなり、しみが増え、あごや鼻のきわに、大きな真っ赤なにきび(吹き出物ですね。。)ができるようになり、そして治ってもしみ状のにきび痕が残るようになり…。 

幸い、シワはほとんどなかったのですが、なんだか昔と比べて肌のぷりぷり感が無くなったなぁとか、くすんできたかなぁとか。 朝、鏡を見てもため息しか出ない。。など、情けない日々もありました。 女性にとって、肌の調子って、とても重要なことなんですね。

肌の調子が悪くなるには、もしかすると『加齢』以外の原因があるのでは…? だって、現在の段階で、明らかに老化を進める『老化ホルモン』は、見つかっていないのですから。 
ということで、「肌の調子の悪さには、加齢以外の原因がある」という仮説を元に、いろいろ調べてみることにしたのが、私が美容にはまることになったきっかけです。 
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【2007/05/09 23:31】 | ごあいさつ | トラックバック(0) | コメント(0) |
肌のたるみを改善する
紫外線を避けて、コラーゲンを増やす

顔の『たるみ』って、どうしてできるのでしょうか? 年齢とともにできるとはよく言われていますが、少なくとも私はそういう表現はあまり好きではありません。 たるみができるという『結果』には、必ず何か『原因』があるはずです。

『たるみ』は何が原因?

皮膚は、上からこういう構造をしています。
組織
(上から)
役割
表皮 ターンオーバーを繰り返して常に入れ替わることでダメージを小さくし、下の組織を守る
真皮 コラーゲン等を豊富に含み、クッションのようになって皮下組織を守る
皮下組織 皮下脂肪や筋肉

この中で、真皮にあるコラーゲンの量に、たるみの原因があります。

肌をベッドに例えると、マットレスの表面が表皮、中の弾力性を作っている部分が真皮、マットレスの台が皮下組織と考えられます。 ベッドの弾力性を作っているスプリング(コイル)が、コラーゲン、ベッドにはありませんが、スプリング同士をつなぐ『ゴム』のような存在が、エラスチンという、どちらも丈夫で弾力性のあるタンパク質です。 さらに、中に入っている綿は、コラーゲンが保っている水分にあたります。

ベッドが新品でスプリングが充分働いていると、子供でなくても上で跳ねたくなります。 でも、年月が経つごとに、中のスプリングが劣化してきて弾力があまりなくなり、綿がぺたんこになってきます。

こういう状態が、肌がたるんでいる状態です。 昔のような『弾力性』がないんですね。。 でも、肌はベッドと違って、常にスプリング部分のタンパク質が入れ替わります。 コラーゲンの入れ替わりはかなりゆっくりですが、それでも数ヶ月単位で入れ替わっているので、本当ならずっと新しい状態を保つことができます。

『たるみ』はこうやってできる

ずっと新しい状態を保つことができるのが肌本来の力ですが、ではなぜ『たるみ』ができるのでしょうか? その原因の1つが、紫外線です。 真皮は、上にある表皮によって紫外線から守られているのですが、紫外線A波という紫外線は、表皮を超えて真皮にまでたどり着きます。 そして紫外線A波が過酸化水素に当たることで、一重項酸素という活性酸素が発生し、これがコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質を壊してしまうのです。

紫外線に当たる量が少なければ、新しいコラーゲンを作る速さのほうが早いので肌がたるむことはありません。 しかし、毎日たくさんの紫外線に当たり、一重項酸素がどんどん発生すれば、コラーゲンを作る速さよりもコラーゲンが壊れる速さの方が早くなってしまい、真皮のコラーゲン量が減ってきます。
紫外線 コラーゲンを作る
スピード
真皮のコラーゲンの量
少ない 速い 増える
多い 速い 変わらない
少ない 遅い 変わらない
多い 遅い 減る

こうなってくると、肌の『張り』が無くなってきます。 この状態がさらに進んで、真皮が上の表皮を支えられなくなってくると、『シワ』ができてきます。 たるみとシワは同じようにしてできるのですが、初期がたるみ、たるみが悪化したのがシワです。

コラーゲンを増やす

たるみの原因は、コラーゲンの減少ですから、とにかくコラーゲンが減るスピードをゆっくりにさせることが大切です。 それにはやっぱり紫外線をとことん『避ける』ことが大切です。 それと同時に、肌の内側で一重項酸素のような活性酸素を発生させないことが大切です(紫外線対策 2/ 弱い日焼け止めの効果を高める秘密の方法)。

そして、コラーゲンがどんどん作れる肌になる必要があります。 コラーゲンを作るためには、何よりも食事が大切です。 詳しく知りたい方は、表皮にも真皮にも嬉しいコラーゲンを増やそう! を読んでくださいね。

肌のたるみはシワに発展する嫌なものです。 たるみをシワにしないためにも、コラーゲンが増える肌を作りましょう!


~今日のポイント~
 肌の『たるみ』は、真皮のコラーゲン不足が原因です。 『たるみ』改善のためには、紫外線を体の内と外から防ぎ、コラーゲンがどんどん増える肌をつくりましょう。


コラーゲンは、弾力性を作るだけでなく、保水力も強いので、コラーゲンが多い真皮には、水分が豊富になります。 真皮層での水分は、実は、毛細血管からの栄養素の染み出しや、細胞が排出した老廃物のやりとりをするためにとても重要な存在です。 コラーゲンが豊富で、肌がプリプリだと、基底細胞に栄養が届きやすく、老廃物も溜まりにくくなっているので、マッサージ要らずの肌になっています。 

今、たるみ改善のためにマッサージをされている方もいるとは思いますが、肌が改善した後も同じようにしてマッサージをすると、せっかくの弾力性のある繊維が壊れてしまうこともあります(コラーゲンは物理的な強い刺激でも破壊されます)。 お肌がプリプリになったら、マッサージはやめるようにしましょう!

参考文献
 参考文献
 The CELL 細胞の分子生物学第4版 / Newton Press
 細胞機能と代謝マップ I / 東京化学同人
 活性酸素・フリーラジカルのすべて / 丸善株式会社
 脂質の科学 / 朝倉書店



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【2007/05/09 08:08】 | たるみ、シワ | トラックバック(0) | コメント(2) |
美肌の敵 5 / 活性酸素
見えない敵は、弱いうちにやっつける

美肌の敵はたくさんありますが、その中でも『活性酸素』は、とても強力な肌の敵です。 活性酸素は、酸素を使って細胞が活動する時に出来る反応しやすい酸素のことで、このような種類があります。

活性酸素の種類 発生源 肌への悪影響 消去物質
酵素 体で作れない抗酸化物質
スーパーオキシド酸素、代謝産物、たばこ、激しい運動特になし - SOD(亜鉛-銅、鉄、マンガン)ビタミンE、ビタミンC
過酸化水素スーパーオキシド、代謝産物、たばこストレス特になし - グルタチオンペルオキシダーゼ(セレン)、カタラーゼ(鉄)   
一重項酸素過酸化水素+UV Aコラーゲンなどのタンパク質破壊、メラノサイトを刺激    β-カロチン、ビタミンE、ビタミンC
ヒドロキシラジカル過酸化水素+UV B、鉄などの金属、たばこメラノサイトを刺激、タンパク質破壊、細胞膜の過酸化、DNAの損傷 ↑↑ グルタチオンペルオキシダーゼ(セレン)ビタミンE、ビタミンC


この他にも、活性酸素にはたくさんの種類がありますが、代表的な活性酸素はこの4種類です。 たくさんあって全部が悪さをしそうに感じますが、普通に呼吸をするだけでも発生するスーパーオキシドや、代謝によって発生する過酸化水素は、それほど強い作用を持たない上に、体が強力な分解機構を持っているため、ほとんど害はありません。

特にスーパーオキシドは、元気に活動する体ほどたくさん発生するものですが、分解する酵素や、体の中で作れる抗酸化物質がたくさん待機しています。

一方、あまり害のない活性酸素の過酸化水素に紫外線が当たってできる一重項酸素やヒドロキシラジカルは、その害が大きいにもかかわらず、有効な分解酵素をほとんど持っていません。 分解酵素がないからといって、これらの活性酸素の好き放題にしていると、肌にはシミやそばかすが増え、肌はたるんでシワも増え、ターンオーバーもゆっくりになってしまいます! それは困ります!!

活性酸素は、弱いうちにやっつける!

活性酸素を肌の敵にしてしまわないために、あまり害のない活性酸素の状態でやっつけるようにすれば、悪さをする一重項酸素やヒドロキシラジカルの発生が減り、美しい肌を保つことができるようになります。

害のない活性酸素をやっつけるためには、分解酵素の力を高めるために微量金属を充分摂ることが大切です。 微量金属は、酵素が働くために欠かせない存在です。 特に、亜鉛、セレンは、普段の食事では不足しやすい微量金属です。 不足も過剰も害になるので、必要量を毎日摂るようにしたいですね(美容に欠かせない微量金属)。

害の大きい活性酸素を発生させない!

そして、活性酸素を発生させる原因となる美容の敵を極力避けるようにしましょう。 活性酸素を発生させる美容の敵は、たばことたばこの煙ストレス、そして紫外線です! 特に紫外線とたばこの煙は、害の大きなヒドロキシラジカルをたくさん発生させる元です。 可能な限り避けることが大切ですね。

一重項酸素やヒドロキシラジカルをいつでも分解できるようにしておく!

活性酸素は見えない敵です。 本当に害のない状態で全てを分解できているかどうかはわかりませんし、紫外線やたばこの煙を避けることができない場合もありますね。 その時のために、害の大きな活性酸素を分解するビタミン類、β-カロチン、ビタミンE、ビタミンCを毎日摂ることが大切です。

毎日この3段構えで美肌の敵をやっつけることが、美肌への近道です。 シミやそばかすのない肌、くすみのない肌、毛穴が開いていない肌、たるみやシワのない肌は、美肌の敵・活性酸素を充分やっつけられている証拠です。 どれか1つでも欠けている場合は、活性酸素が肌で悪さをしています。 敵を遠ざけ、いいものをどんどん取り入れることは、美肌の鉄則ですよ!


~今日のポイント~
 お肌を老化させる一番の美肌の敵は、活性酸素です。 活性酸素の悪さをさせないためにも、
1.活性酸素は、弱いうちにやっつける!
2.害の大きい活性酸素を発生させない!
3.一重項酸素やヒドロキシラジカルをいつでも分解できるようにしておく!
の3つを守りましょう。


参考文献 
 The CELL 細胞の分子生物学 / Newton press
 細胞機能と代謝マップ Ⅰ / 東京化学同人



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【2007/05/08 08:48】 | 美容の原則 | トラックバック(0) | コメント(4) |
『素肌のための栄養塾』からのお知らせ
ビタミンCを効率よく摂る

このサイトのまとめとして、『素肌のための栄養塾』を開講しています。

素肌のための栄養塾

今回は、『ビタミンC』に関するお話、それも『効率よく摂る』ということに絞ったお話です。
ビタミンCは日焼け予防美白に、とにかく効果があります。
しかし、排泄されやすい水溶性ビタミンなので、効率よく摂らないと、日焼け予防効果はあっても、なかなか美白効果までは出ないものなのです。
実はビタミンCで美白をするには、ちょっとしたコツがいるんですよ。
そういうコツのお話をしたいと思っていますので、興味のある方は、是非登録してくださいね。

毎週日曜の夜8時にお送りしていますので、今日の夜8時に届きます。

過去の講座テーマ

5月 7日 素肌のための栄養塾 第6回 『ビタミンCを効率よく摂る』 
4月15日 素肌のための栄養塾 第5回 『紫外線とセレン』
4月 8日 素肌のための栄養塾 第4回 『エネルギーに関わるビタミンの大切さ』
3月24日 素肌のための栄養塾 第3回 『抗酸化物質』
3月17日 素肌のための栄養塾 第2回 『α-リノレン酸の働き』
3月10日 素肌のための栄養塾 開校! 『美肌作りの鉄則』

第1回のみ公開しています。 それ以外の過去の講座は、メルマガ購読者さま限定で公開しています。 興味のある講座がある場合は、是非登録してくださいね! 毎回の講座で、ID&PWを発行しています。

こちらの塾でも皆さんとお会いできること、楽しみにしていますね!


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素肌のための栄養塾
   
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【2007/05/06 09:00】 | ごあいさつ | トラックバック(0) | コメント(0) |
サプリメントの成分に注意!
発ガンリスクに関わる大規模試験の結果から
05-05.jpg

β-カロチンの多い野菜・果物 でも少し触れて以来、気になって気になって仕方がなかったのが、サプリメントのことです。 仕事で科学文献を読む機会が多くあるのですが、美容の話ではない文献でも、美容に関わる重要な内容はたくさんあります。 その中で見つけたのが、この前お話しした、β-カロチン、ビタミンE、葉酸の話です。

もう一度紹介しておきますね。

β-カロチン 肺癌リスクの患者にβカロチンサプリメントは有害と確認される (2004年)
 (日本語)http://www.cancerit.jp/NCIinfo/clinicaltrial/diary.cgi?mode=comment&no=111
 (原文) http://www.cancer.gov/clinicaltrials/results/final-CARET1204

ビタミンE
 ビタミンEは頭頸部癌患者に有益でない(2005年)
  (日本語)http://www.cancerit.jp/NCIinfo/clinicaltrial/diary.cgi?mode=comment&no=75
  (原文)http://www.cancer.gov/clinicaltrials/results/vitaminE0805

葉酸
 過剰な葉酸摂取が乳ガンリスクを増加させる? (2006年)
  (原文)http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=17063929&query_hl=62&itool=pubmed_docsum

β-カロチンは、紫外線A波が原因でできる一重項酸素を消去するための、ビタミンEは、ビタミンCと一緒にヒドロキシラジカルを消去してくれるための、どちらも肌にとってはとても重要な栄養素ですね。 サプリメントで摂っている方も多いのではないかなぁと思います。

でも、これらの栄養素をサプリメントで過剰に摂ると、このような発ガンリスクが上がるという報告が出ています。 発ガンリスクが上がるといっても、これらのサプリメントを摂ることで新たにガンが発生するというのではなく、まだ見つからないくらいの小さな小さなガンの種が、これらの栄養素を元に大きくなりやすいというだけですが、あまり嬉しい話ではありませんよね。。

葉酸は、最近注目されている栄養素で、初期の妊婦さんや妊娠を望む人は日ごろから多くとっておいた方がいい栄養素といわれています。 核酸合成に関わる重要な栄養素ということで肌のターンオーバーにも関わっているため、肌を美しくした人にとっても重要な栄養素でしたね。

β-カロチンやビタミンEと違って、葉酸は水溶性ビタミンなので過剰に摂ってもすぐに排泄されてしまうので、過剰の害はないと言われていましたが、乳ガンに関する最新の研究で、それは間違いだったことが明らかになっています。

折角サプリメントを摂るんだったら、明らかに害のないものを摂りたいですよね。 もし皆さんが今サプリメントを摂っているのなら、含有栄養素の表示を確認してくださいね。 そして、これらの3種類の栄養素が入っているなら、摂る量には充分注意しましょう。 新たに購入する時には、これらが入っていないものを選ぶということも大切ですね。

β-カロチン、ビタミンE、葉酸の3種類は、サプリメントに頼らなくても、食品から充分な量を摂ることができる栄養素です。 葉酸は、腸内細菌からも得ることができるので、腸内細菌を大切にするということも重要ですね。

また、食品由来の栄養素に関しては、今のところ過剰な害は報告されていません。 ですから、これらの栄養素は、食事によって積極的に摂りいれるようにしていきたいですね!

 β-カロチンを多く含む食品
 ビタミンEを多く含む食品
 葉酸を多く含む食品


~今日のポイント~
 β-カロチン、ビタミンE、葉酸は、サプリメントで摂らずに、食品から充分な量を摂るようにしましょう。


参考文献
 5訂増補 食品成分表2007 / 女子栄養大学出版部



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【2007/05/04 07:44】 | 美容の原則 | トラックバック(0) | コメント(3) |
スキンケアの基本は、洗顔
『清潔な肌』と『健康的な美しい肌』を一致させよう!

05-07.jpg

にきび予防に一番大切なこと でも少し触れましたが、肌のトラブルを防ぐためには『肌を清潔にしましょう』という言葉をよく耳にします。 清潔とは、『汚れがなくきれいで、衛生的な状態』ですね。 でも『清潔な肌』の定義は、本当はとても難しいものです。

なぜなら、乾燥やにきびなどの、肌トラブルのない素肌は健康的で美しい肌と言えますが、皮脂や角質を落とした『清潔な肌』が健康で美しいかといえば、必ずしもそうではありません。

実際に、『洗顔を充分して肌を清潔にしているのに、にきびができやすい』と言う話をよく耳にします。 洗顔をすることで清潔な肌を保てると思っている方は多いと思いますが、場合によっては逆効果になることもあります。 

肌に関しては、『清潔』と『健康的な美しさ』は、必ずしも一致しないのです。 でも、どちらも肌のよい状態を指しているので、できることなら一致させたいですよね。 私なりに、どうすればいいか、考えてみました。

角質や皮脂は、肌の汚れではありません

肌を清潔にするために、石鹸や洗顔フォームを使った洗顔をしなければいけないと思う原因の1つは、肌の汚れでないものを汚れと思っていることです。 どんなに硬く厚くなった角質でも、なかなかはがれない角質は肌の汚れではなく、重要な肌バリアであると同時に、水分を蓄えるための大切な保湿層です。 無理やりはがしてしまうということは、肌バリアを奪い、保湿層をはがしていることになります。

これと一緒で、皮脂も汚れではありません。 皮脂が過剰になるのも原因があります。 その本当の原因を取り除かずに皮脂だけを取り除くから、トラブルが起こってしまうのです。

ぬるま湯洗顔は、スキンケアの怠慢?

先ずは、肌の汚れというものが何なのかを知って、それを除くことを第一に考えましょう。 メイクは当然肌にとっては汚れですが、それを除くと肌の本当の汚れとは、
 ・垢
 ・ほこり
 ・汗による塩分
 ・空気中の微粒子

だけで、これらは全てぬるま湯洗顔で落とすことができるものばかりです(乾燥肌を防ぐ洗顔方法)。 必ずしも石鹸や洗顔料は必要ありません。 何もスキンケアをサボっているのではないのです。

皮脂や角質を無駄にはがさないようにすることで肌バリアを充分機能させると、細菌の侵入を防ぐ力が強くなります。 天然の抗菌パワーがあるということですね。 それって、とても清潔だと思いませんか? ちゃんと『清潔な肌』と『健康的な美しい肌』が一致するようになるんです。

洗顔+食事で、相乗効果

ぬるま湯洗顔に加えて、良質な角質を作るための食事葉酸に関しては、注意してください!)をすることでセラミドが増え、肌バリアが戻ってくると、厚く硬くなっていた角質が徐々に柔らかく滑らかな角質に変わっていきます。 洗顔と食事をセットで変えること、これが美しい肌への一番の近道です。


~今日のポイント~
 角質や皮脂は、肌の汚れではありません。 メイクを除く肌の汚れは、ぬるま湯洗顔で落とすようにしましょう。 良質な角質を作るために食事を変えるとさらに効果がアップします。


参考文献
 あたらしい皮膚科学 / 中山書店
 化粧品・外用薬研究者のための皮膚科学 / 文光堂
 脂質の科学 / 朝倉書店



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【2007/05/03 06:31】 | 美容の原則 | トラックバック(0) | コメント(2) |
にきび予防に一番大切なこと
にきびの本当の原因は?
05-02.jpg

大人になってできるにきびは嫌なものですね。 痕がシミのようになってしまったり、凸凹になってしまったり。 大人にきびはとにかく痕ができやすいので、嫌な存在です。

ところで最近、にきびは角質肥大が原因だといわれています。 毛穴の入り口付近にある角質が肥大して厚くなることで皮脂がつまりやすくなり、にきびができると考えられていますが、では、角質が肥大する原因は何でしょうか?

角質肥大は、皮膚バリアの破壊が原因!

実は、角質肥大は、毛穴周辺の角質層にあるセラミドと皮脂などから成る『皮膚バリア』の破壊、これが角質を肥大させるための信号になってしまうのです! 角質肥大は、皮膚バリアが壊れてしまったため、角質を厚くさせて守ろうとしているだけの、言ってみれば肌が持つ2番目のバリアなのです。

ですから、にきびができる本当の原因は、こうですね。

 1.皮膚バリアが壊れて角質が厚くなる
 2.毛穴に皮脂が溜まる
 3.溜まった皮脂が、角質をさらに厚くする
 4.皮脂が出ていきにくくなり、さらに角質が厚くなる
 5.悪循環の結果、角栓ができる
 6.角栓の細菌(アクネ菌など)が集まり、増殖する
 7.炎症が起こる


毛穴に溜まった皮脂も、実は角質を肥大させるための信号になります。 こうした悪循環が起こることで皮脂が溜まり、にきびへと発展していきます。

にきびは、皮膚バリアの破壊が一番の原因

皮膚バリアが壊れる一番の原因は、何だと思いますか? それは、『こする』などの物理的刺激や、石鹸や洗顔フォーム、スクラブ等を用いた洗顔です。 にきび予防のために肌を清潔にしようと、丁寧に石鹸で洗顔することは、角質を削り、セラミドを減らすことになり、結果として皮膚バリアを壊すことになってしまいます。

皮脂中の必須脂肪酸の減少

ところで、皮脂の主な成分はオレイン酸にはやパルミトレイン酸ですが、リノール酸やα-リノレン酸などの必須脂肪酸も、少量だけど含まれています。 ごく少量ですが、これらの脂肪酸はとても重要な働きをしていて、リノール酸が減少すると、皮膚バリアが壊れやすくなる、α-リノレン酸が減少すると、角質角栓形成につながることが解っています。

リノール酸やα-リノレン酸は、私達の体では作ることができない必須脂肪酸です。 ですから、皮脂中のこれらの脂肪酸は、食事から摂らない限り増えることがありません。

普通の食事をしている限り、リノール酸が不足することはあまりないのですが、ダイエットのために油抜きの生活を長く続けると、不足することがあります。 一方、α-リノレン酸は、普通に食事をしていても不足する脂肪酸なので、毎日積極的に摂るようにしましょう。

にきびの原因となる角質肥大は、理由もなく勝手に起こるものではありません。 第2の皮膚バリア(肥大した角質)を作らないように、もともとある皮膚バリアを壊さないようにすることが、一番の予防になります。 

皮膚バリアを壊さないための洗顔方法は、ぬるま湯洗顔です。 にきび知らずの肌になるためには、まず洗顔方法を変えてみましょう! そして、食事でα-リノレン酸などの必須脂肪酸を十分摂ることも大切ですね。


~今日のポイント~
 にきびを予防するには、ぬるま湯洗顔をし、α-リノレン酸などの必須脂肪酸を摂ることが大切です。


リノール酸は、皮脂の重要な成分ですが、炎症を起こすホルモンの材料になるため、多く摂ると炎症が起こりやすくなってしまいます。 普通の食事をしていれば不足することはないので、摂り過ぎないようにしましょう。

参考文献
 あたらしい皮膚科学 / 中山書店
 にきび最前線 / メディカルレビュー社



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【2007/05/02 06:52】 | にきび・にきび痕 | トラックバック(0) | コメント(2) |
ゴールデンウィーク
ゴールデンウィークの前半が終わってしまいました。 とてもいいお天気続きで楽しいお休みになったのではないかと思います。 たまには美容から離れるのもいいかなぁと思ったので、私ののゴールデンウィークのことを少し。

ゴールデンウィークは、私も朝からビタミンEとC、β-カロチンをしっかり摂って、日焼け止めを塗って、色々出かけてきました。

散策途中にあった畑では、さくらんぼの木に、小さな赤い実がなっていました。

さくらんぼ


これは、にんじん! 根元にちょろっと赤いものがあるのが見えますか??

にんじん


にんじんって、スーパーに並んでいる根しか見たことがなかったので、葉っぱを見てびっくりしてしまいました。 パセリなんかとよく似ているんですね。 家に帰って調べてみたら、にんじんもパセリも、同じセリ科でした。 同じ科なら、似ているのは当然ですよね。 小さな驚きでした。

八重桜


ソメイヨシノは散ってしまいましたが、八重桜は今が一番きれいな季節のようで、満開の八重桜も見てきました。

こうやって、外できれいな花や、青々とした植物を見ると、なんだか元気が出ますね! 写真をたくさん撮ってきたので、今月の記事にはお花を載せていこうかなぁと思っています。 きれいなものを見ると、それだけできれいになった気がしますからね!

3日からはゴールデンウィーク後半。 楽しいお休みになりますように!



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【2007/05/01 17:13】 | 日々のこと | トラックバック(0) | コメント(0) |
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『きれい』と『元気』の源になる『細胞』に必要な栄養素やケアの方法について、科学的観点から、できるだけわかりやすくお話していきます。

プロフィール

ゆりこ

Author:ゆりこ
化粧品に頼らない、食事重視のスキンケアを研究中です。もう少し詳しいプロフィール

肌のしくみを知ろう

 肌を美しくするためには、「肌のしくみ」を知ることが大切です。肌のしくみを知れば、肌がなにをして欲しいのか、なにをして欲しくないのかが解ってきます。
 特に、スキンケアを考える時には、表皮のしくみと肌バリアのしくみを知ることが重要です。

1. 表皮のしくみ
表皮
2. 肌バリアのしくみ
皮膚バリアon

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