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2008年夏の紫外線対策
紫外線のことを知り、効果的に防ぐことで、この夏は紫外線による肌のトラブルを最低限にしましょう!
STEP 1  去年のトラブルを 今年の紫外線対策に生かす
STEP 2  年中で一番紫外線が強いのは、いつ?
STEP 3  『塗る』だけでは、紫外線は防げません 食事によっても紫外線を防ぐ
STEP 4  いつ、どんな対策が必要?
STEP 5  日焼け止めを選ぶ時の注意点
 STEP 6  弱い日焼け止めの効果を高める秘密の方法
STEP 7  昼間に受けた紫外線の影響を、次の日に持ち越さないためには?
STEP 8  週末のお出かけに備えて、予定している日焼けを予防する方法
STEP 9  日焼け後のケアの4つのポイント
■ 美容の鉄則 編■ 美肌に欠かせない栄養素 編
 ・肌のお手本を持つことで、きれいになる
 ・いいものをたくさん摂って、悪いものを遠ざける
 ・口から入るものを重要視する
 ・化粧品の考え方
 ・スキンケアの基本は、食事と洗顔
 ・紫外線の影響を、可能な限り小さくする
 ・日焼け止めは『塗る』より『食べる』
 ・日焼けした肌を回復させる
 ・効率よくデトックスする
 ・美容における『個人差』
 ・『こうなりたい!』ではなく、『なってしまった!』と思い込む
 ・体温を36.5℃に保つ
 ・美肌作りに食事が重要な理由
 ・油の摂り方を変える
 ・ビタミンA
 ・β-カロチン
 ・ビタミンB1、B2
 ・ビタミンB6
 ・葉酸
 ・ビタミンB12
 ・ビタミンC
 ・ビタミンD
 ・ビタミンE
炭水化物・糖
タンパク質・アミノ酸
・脂質
α-リノレン酸
亜鉛
クロム
セレン
・カルシウム

・食物繊維
■ 肌の仕組み 編■ 肌にいい食べ物 編
 ・表皮の構造
 ・皮膚バリア
 ・ターンオーバー
 ・セラミド
 ・唇(粘膜)
・真皮の構造
コラーゲン
・毛穴の構造
・皮脂の分泌
・汗
 ・栄養価が高い野菜や果物の選び方
 ・ビタミンE、C、β-カロチンが豊富な野菜
 ・食べたほうがいい油、控えた方がいい油
 ・にきびとにんにく
 ・ミネラルや微量金属
■ スキンケア 編 ■ 美肌の敵 編
 ・ぬるま湯洗顔のススメ
 ・角質を削ってはいけない理由
 ・肌と相性のいい油
 ・日焼け止めの選び方
 ・肌に優しいメイク
マイルドクレンジング
・ディープクレンジング
エクササイズやマッサージの注意点
フェイスニング
 ・タバコとタバコの煙
 ・紫外線
 ・ストレス
 ・お酒の飲みすぎ
 ・活性酸素 
・疲れ
・食べすぎ
・炎症
・肌に合わない化粧品
・加工食品の摂りすぎ
■ 肌のトラブルシューティング 編■ 肌に関わる体調変化 編
 ・乾燥肌
 ・敏感肌
 ・シミ・そばかす
 ・にきび予防
 ・にきびの改善
 ・花粉症皮膚炎
 ・アレルギー症状 
肌の凸凹
  にきび痕乾燥
  毛穴の開き角栓
たるみ
くすみ
皮脂の分泌過剰
 ・貧血
 ・睡眠(メラトニン)不足
 ・甘いものが止められない
 ・脂っこいものが止められない
 ・便秘
 ・生理
 ・運動不足
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素肌のための栄養講座 12 『美容の大敵、亜鉛不足』
素肌のための栄養講座も、今回で終了です。
といっても、重要な栄養素がこれだけだという訳ではありません。

これまで、素肌のための栄養講座でお話してきた栄養素は、主に必須栄養素でした。
実は、この必須栄養素は、美肌を作るために最も重要なものです。
今後は、メルマガで紹介することができなかったビタミンE、カルシウム、食物繊維などについて、ブログの記事で紹介していきたいと思います。

そして、必須栄養素の次に重要なのが、脂質の摂り方です。
脂質については、2回目の講座で少し触れましたが、非常に重要なことですので、近いうちにもう一度詳しくお話したいと思います。

これら2点をきちんと抑えることで、肌の状態はかなり変化すると考えられます。
まずは、この2点に注意することをお勧めします。

そしてさらにステップアップする場合に知っていただきたいものが、たとえば、植物性食品に含まれているファイトケミカルや、発酵食品に含まれている特殊な栄養素などです。
これらは、人間の体の通常の代謝に必須ではありませんが、体の持つ機能を高めてくれる作用を持つものがあります。
たとえば、肌が再生する力を高める、紫外線の影響を受けにくくする、乾燥から肌を守るなどです。

美肌作りのためには、こういった特別なものが注目されやすいのですが、実はこれらの効果は、必須栄養素の効果に比べると、小さなものです。
ですので、これらについては先の2点をお話した上で、ご紹介したいと思います。

人間の体を車にたとえると、ガソリンに当たるものが、必須栄養素。
そして、エンジンオイルなどの、様々なオイルに当たるのが、脂質の摂り方。
さらに、ガソリンの添加剤に当たるものが、ファイトケミカルなどです。

車は、ガソリンやエンジンオイルなどのオイルがなければ、いくら添加物を使っても十分なパフォーマンスを発揮することはできません。
しかし、ガソリンやエンジンオイルなどが十分ある状態で、ガソリンの添加剤を利用すると、車のパフォーマンスはアップします。

これを人間の体、特に肌に置き換えて考えると、こうなります。
肌は、必須栄養素や脂質の摂り方が不十分な状態でファイトケミカルなどを多く摂っても、十分な機能を持つことができず、美しくなることは難しいものです。
しかし、必須栄養素や脂質の摂り方が十分な状態で、さらにファイトケミカルなどを摂ると、肌はさらに美しくなると考えられます。

重要なのは、必須栄養素を十分摂り、脂質の摂り方を改善することです。
そしてその上で、効果をアップさせる食品を摂ることが良いと考えられます。
長く引きずってしまって非常に申し訳ありませんが、とても重要なことですので、追ってお話していきたいと思います。

それでは、最後の『素肌のための栄養講座』です。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 
 ☆素肌のための栄養講座  『美容の大敵、亜鉛不足』
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 

12回目の『素肌のための栄養講座』です。
今回は、肌にとってはかなり重要ですけど、
これまであまり深く触れてこなかった
亜鉛の話をしたいと思います。

亜鉛は、私達人間はもちろん、
犬や猫、鳥や魚に至るまで、
地球に住む、ほぼ全ての生物にとって、必須の栄養素です。

全ての生物にとって必須の栄養素であることから、
どんな食品を摂っても、ほぼ間違いなく含まれています。

亜鉛が、体の中でどんな働きをしているかというと、
亜鉛を持つ亜鉛酵素が働くための必須物質として、
インスリンのようなホルモンの必須物質として、
さらに、様々な細胞同士がコミュニケーションをする時の
伝達物質ともなっています。

* 私達は、声などでコミュニケーションをしますが、
  細胞同士は、「伝達物質」をやり取りすることで、
  コミュニケーションをしています。

亜鉛の働きの1つに、酵素の必須物質としての働きがあります。
酵素とは、アミノ酸が数十個~数百個連なったタンパク質でできた物質で、
「触媒」としての働きを持つものです。
触媒というと、皆さん、小学生の時の理科の実験を覚えていますか?

過酸化水素(H2O2)と二酸化マンガンを使って
水(H2O)と酸素(O2)を発生させる実験をしたことがあると思います。

変な黒い塊に透明な液体を加えると、
ぶくぶくと泡が出てくる、あの面白い実験です。

変な黒い塊は、二酸化マンガン、
透明な液体は、過酸化水素水、
ぶくぶくと出る泡は、酸素が発生することで出る泡でした。

過酸化水素とは、オキシドールに3%ほど入っている成分で、
活性酸素の1種でした。
 →美肌の敵 5 / 活性酸素

過酸化水素は、体の中では割と安定しているのですが、
空気中では不安定で、水と酸素に分解しやすいものです。

ただ、分解しやすいといっても、
すぐに分解してしまうほど反応性が高いものではありません。
常温環境では、分解するといっても、かなりゆっくり反応が進むものです。
(過酸化水素がすぐに分解してしまうようなものであれば、
 そもそも、触媒なんて使う必要ありませんよね!)

通常ではゆっくり分解する過酸化水素を
水と酸素に分解する反応を早めるものが、
二酸化マンガンです。

二酸化マンガン自身は、変化しないのですが、
別の物質の反応を早める力を持っています。
それを、「触媒」といいます。

金属には、もともと、このような触媒機能があるものが多くあります。
前回のメルマガの鉄のお話で、美容にとって重大な問題であった、
体内の過酸化水素と鉄が反応することで発生する
ヒドロキシラジカルも、
鉄が持つ触媒作用によってできたものなのです。

金属によっては、どんな反応を触媒するかが
大体決まっています。
分解反応を触媒するもの、合成反応を触媒するものなど、様々です。

その中で亜鉛は、
分解反応と合成反応の両方を触媒する力を持つ、
非常に用途の広い金属です。

金属を持つ酵素(金属酵素)は、金属を構造内に取り込むことで
金属が持つこのような触媒機能を利用して
より効率よく、多彩な反応を進めるためにできたものではないかと考えられています。

そのため、亜鉛を持つ亜鉛酵素は、
亜鉛が持つ分解反応と合成反応を触媒する力を利用した、
非常に様々な種類のものがあるのです。

大体、200~300種類もの亜鉛酵素が体の中で働いていると言われています。
ということは、亜鉛が不足すると、体の中の多くの反応が進まなくなり、
美容はもちろん、様々な体調不良の原因となってしまうのです!

主な亜鉛酵素を挙げてみると、

 ・乳酸脱水素酵素
   疲労や筋肉痛の原因となる「乳酸」を分解する酵素。
 ・アルコール分解酵素
   お酒に含まれているアルコールを分解し、
   アセトアルデヒドに変える酵素。
 ・DNAポリメラーゼ
   DNAの損傷部位を見つけ出す酵素。
 ・RNAポリメラーゼ
   DNAからRNAを作り出すために必要な酵素。
   
など、非常に重要な酵素が、亜鉛酵素となっています。

最近、疲れやすい、疲れがなかなか取れないという人や、
一時期よりもお酒に弱くなったという人は、
亜鉛が不足しているかもしれませんね。

そして、美容にとって非常に重要なのが、以下の2つです。
 DNAポリメラーゼ
 RNAポリメラーゼ


高校の理科で生物を選択していなかった人には、
DNAやRNAが出てくると解りにくいかもしれませんので、
ここで簡単に説明しますね。
よくご存知の方は、読み飛ばしてください。

- - - - - - - - - -

私達の体を構成しているタンパク質は、
コラーゲンも、酵素も、
全て、細胞の核の中にある、
『DNA』に組み込まれている『遺伝子』を元に作られています。
(少々、例外もありますが、
 遺伝子は、タンパク質の設計図なのです。)

DNAとは、『塩基』と呼ばれる、4種類の物質がいくつも連なってでできた構造体です。
それも、1本の塩基の連なりではなく、全く同じ2本の塩基の連なりが、逆向きに並び、らせんを描くようにして結合してできています。
これが、有名な『DNAの2重らせん構造』です。
(うろ覚えなのですが、映画『フィフス・エレメント』では、10らせん構造という、とんでもないDNAを持つ少女が登場していました。2重らせんでも凄いと思うのですが、10らせんって...想像できません。)

DNAを構成している塩基の連なりの中には、『遺伝子』と呼ばれる特別な配列があります。
遺伝子は、タンパク質の種類ごとに塩基の配列が異なっていて、1つの遺伝子が1~複数個のタンパク質の設計図になっています。

この遺伝子からタンパク質を作る時に必要なのが、『RNA』です。
RNAは、DNAの遺伝子の部分だけをコピーし、
タンパク質を作る時の鋳型になります。

遺伝子をコピーしたRNAは、核の外に運び出され、
『小胞体』というタンパク質を作り出す装置で
タンパク質を作り出すようになっています。
RNAをたくさん作り、小胞体を多く用意しておくことで、
いくらでも同じタンパク質を作り出すことができるのです。

- - - - - - - - - -

ところで、DNA中にある遺伝子の塩基の連なりが異常になると、
RNAは遺伝子のコピーですので、異常を持ったRNAを作ってしまい、
異常なタンパク質を作ってしまうことになります。
そのようなことになっては困るため、DNAに異常がないかどうかを
常にチェックする存在が必要となってきます。

その”常にチェックする存在”が、『DNAポリメラーゼ』です。
DNAポリメラーゼは、常にDNAに異常がないかどうかをチェックしている、
非常に、非常に非常に重要な酵素です。

そして、RNAポリメラーゼは、
遺伝子からRNAを作り出す時に、遺伝子に異常がないことを
チェックするための酵素です。
RNAポリメラーゼによって異常があることが分かった遺伝子は、
RNAを作り出す前に修復されることになっています。

この酵素のチェックが起こらなければ、正常なタンパク質を作り出すことができないため、
やはり非常に、非常に非常に重要な酵素です。

DNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼは共に亜鉛酵素ですので、
亜鉛は非常に非常に重要な金属だ!ということです。


DNAやRNAの働きが正常でなければ、
正常に細胞分裂が起こらなくなってしまいます。

細胞分裂とは、肌の細胞がターンオーバーを起こす時に必須の働きでしたね。
 →肌のターンオーバー 1 / 新しい細胞をどんどん作ろう
 →肌のターンオーバー 2 / 変化する肌の細胞を育てよう

ターンオーバーが正常に起こらなければ、
肌が美しくなることは不可能です。
ですから、美肌作りのためには、
亜鉛は絶対に不足させてはいけない栄養素なのです。

亜鉛は、酵素の必須物質となるだけではありませんでしたね。
亜鉛は、ホルモンの必須物質でもあり、
様々な細胞同士がコミュニケーションをする時の
伝達物質でもあります。

かなり昔に、ネズミの話ですが、
亜鉛が、脳の中の記憶や学習に関わる部分の
神経伝達物質になっているという話をしました。
 →亜鉛と記憶や学習の関係

また、実際に亜鉛を多く子供に摂らせることで、
子供が持つ『危険を避けるための力』が高まることがわかっています。
 →子供の『危険を避けるための力』を高めるには

この他…
・舌にある味蕾(みらい)というが増加するための信号物質
・前立腺にある男性ホルモンの受容体が働くための必須物質
・免疫細胞の働きを調節するための信号物質

など、体の中の多くの働きに、亜鉛が関わっています。
亜鉛が不足すると、全てにおいてトラブルが起こる可能性があるのです。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

それでは、亜鉛をどう摂ればよいでしょうか?

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


一番最初に、亜鉛は、全ての生物にとって必須の栄養素であることから、
どんな食品を摂っても、ほぼ間違いなく含まれているといいました。

しかし問題があって、それは
『個々の食品に含まれている含有量が少なくなっている』ということです。

たとえば、亜鉛を多く含んでいる食品に、ゴマがあります。

1993年の4訂食品成分表では、
ゴマに含まれている亜鉛の量は、100グラム当たり7.1グラムです。

ところが、2007年の5訂食品成分表では、
ゴマに含まれている亜鉛の量は、100グラム当たり5.5グラムに減少しています。

ゴマだけでなく、最近の食品は、
亜鉛の含有量が減っているものが多いのです!


その大きな原因に、

1、酸性雨
2、農薬の使用
3、食品添加物の利用
4、冷凍食品の利用

などが考えられます。

1、酸性雨

亜鉛はもちろん、全ての金属は、
酸性の液体に溶ける傾向を持っています。
その傾向の強さを、「イオン化傾向」といいます。

イオン化傾向の大きなものは、酸性の液体である酸性雨に解けやすいのです。
亜鉛は、割とイオン化傾向の大きな金属ですから、
酸性雨が降ると雨水に溶け出し、
土壌から流れていってしまうんですね。

酸性雨は、1980年以前から日本でも降っていたため、
日本の土壌に含まれていた金属は、
酸性雨のせいでかなり減っているのではないかと考えられています。

2、農薬の使用

通常、植物が亜鉛のような金属を養分とするためには、
土壌中で生活している細菌の力を借りなければならないのです。

土壌中の細菌は、金属そのものを養分とし、有機金属に変えることができます。
植物は、金属そのものを養分とすることはできませんが、
細菌が作り出した有機金属を養分として吸収することで、育っていきます。

ところが農薬を使用すると、
量が適量であれば、植物にはほとんど影響は出ませんが、
土壌中の細菌のバランスが大きく崩れる原因となり、
植物が必要な有機金属のバランスが崩れることになります。

すると、植物は充分な養分を得ることができなくなり、
たとえ形や大きさは立派でも、合成するために金属を必要とする
匂いの成分や、色の成分が減ることになります。
 →美容にいい、栄養価の高い野菜や果物の選び方

日本で使われている農薬は、
科学的な調査によって、植物や人間にとって
大きな影響を与えない量が定められ、
ほぼ間違いなくその量に従って使われているため、
残留農薬などの問題は、大きいものではありません。

しかし、問題は残留農薬などの人体への栄養ではなく、
植物が、「大きく」ではなく、「正常に」成長するために
必要な養分が減り、結果として重要な栄養成分が減少することにあるのです!

このようにして、植物の栄養成分が減少すると、
それを食べる私達人間や、動物達は、
充分な栄養を得ることができなくなってくるのです。

3、食品添加物

さらに、加工食品に含まれている食品添加物の中には、
金属による酸化を防ぐため、
金属を吸着してしまう化学物質が含まれている場合があります。

EDTA・2Na、ポリリン酸、フィチン酸

これらの食品添加物は、亜鉛の吸収を妨げたり、
排泄を促したりします。
そのため、これらを含む食品を多く摂っていると、
亜鉛不足になりやすくなってしまいます。

4、冷凍食品

食品中の亜鉛は、酵素のようなタンパク質と結合しているため、
比較的水に溶けやすい状態になっています。
通常の調理では大きな問題にはなりませんが、
冷凍・解凍処理をすると、
解凍した時に、出る水と一緒に亜鉛が溶け出してしまい、
含有量が減ることになります。
そのため、できるだけ冷凍食品の利用は控えた方がいいでしょう。

家庭で食品を冷凍する場合は、
解凍処理をせずに、食材をそのまま使うことをお勧めします。
スープなどにすると、亜鉛が失われることがないため、いいですね。

亜鉛は、上記のような様々な要因で、
食品中の含有量が少なくなっているのです。
そのため、不足を確実に防ぐには、
亜鉛を意識して摂る必要があります。

日本人の亜鉛の推奨摂取量は、
 女性 1日に10.2ミリグラム
 男性 1日に13.0ミリグラム
となっています。

ところが、平均的な食事で摂れる亜鉛の量は、
 女性 1日に7.6ミリグラム
 男性 1日に9.0ミリグラム
となっています。
特に、20~30代の女性では、
上記の平均量よりも摂取量が少なくなっています。

     多くの人は、亜鉛不足の状態
     若い女性ほど、亜鉛不足が深刻


ということです。

では、意識して亜鉛を摂るためには、
どんな食品を選べばいいでしょうか?

亜鉛を多く含んでいるのは、
植物の「種」の部分です。

種は、発芽し、芽や根を作るために、
活発に細胞分裂をしなければならない部分です。

そのため、かなりの量の亜鉛を溜め込んでいます。

特に、種の中(種実)ではなく、殻と種実の隙間に多く蓄えています。
(種実は、細胞分裂をする時のエネルギー源となる、
 デンプン質や脂質を溜め込んでいます)

・精白していない穀類
・皮付きのゴマ
・大豆や小豆、黒豆などの、皮付きの豆類


これらには、比較的亜鉛が多く含まれています。

・穀類はできるだけ、精白米ではなく、七分つき米、五分つき米を食べる
・お米に、押し麦や殻つきの雑穀を混ぜる
・シリアルを食べる場合は、ブランや胚芽入りのものを食べる


などの工夫することで、亜鉛が多く摂れるようになります。

さらに、
・煮豆
・ゴマ和え

これらを食べるようにすると、さらに亜鉛が摂れるようになります。

なんにでもすりゴマをかけるのはお勧めです。
私は、納豆や玉子焼き、さらにおにぎりにも、すりゴマを混ぜています。
香ばしくって美味しいんですよ!

また、海には、土壌から溶け出した亜鉛が多く流れ込んでいるため、
魚介類は、どれも亜鉛を豊富に含んでいます。


特に、貝類には亜鉛が多く含まれています。
今の季節でしたら、カキが美味しくなりますね。
お鍋や炊き込みご飯などで、積極的に食べていただきたい食材です。

このように食材の選び方を工夫することで、
亜鉛を多く摂ることができるようになります。

ただ、毎日毎日このような食事ができればいいのですが、
忙しい、どうしても面倒だ、など、
どうしてもできない場合があるかもしれません。

そんな時には、サプリメントで亜鉛を摂るとがよいでしょう。

サプリメントで亜鉛を摂る場合は、
1日5ミリグラム程度 摂ることをお勧めします。

最近では、亜鉛のサプリメントはいろんな種類があります。
含有量に注意して、
薬局やスーパーなどで探してみてくださいね。

亜鉛の1日の上限量は、30ミリグラムです。
現在の食事に加えて毎日5ミリグラム摂っても、
過剰になることはありません。

上記のことをまとめると、

亜鉛を食品からできるだけ多く摂るためには、

<多く摂ると良いもの>
・穀類の殻
・精白していない穀類
・皮付きのゴマ
・大豆や小豆、黒豆などの、皮付きの豆類
・煮豆
・ゴマ和え
・魚介類


<減らした方がいいもの>
・農薬を使っている野菜や果物
・加工食品
・冷凍食品


これらに注意することが、大切です。

また、
・アルコールを多く飲む人は、アルコールを分解するための亜鉛酵素である
 アルコール分解酵素の働きが活発
・炭水化物やショ糖(グルコース)の多い食品を多く摂っていると、血糖値を下げるための
 インスリンという亜鉛を持つホルモンが多く分泌される


このようなことから、亜鉛が多く使われ、
体の中で亜鉛が不足しがちになります。
そのため、できるだけこれらは控えるようにしましょう。

そして、食事でどうしてもカバーしきれない場合は、
1日5ミリグラムずつ、サプリメントで補うことをお勧めします。

亜鉛は、美肌作りのためには必須の栄養素です。
不足しないように、毎日の食事やサプリメントで摂るようにしましょう!


復習したい方は、こちら
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 →肌のターンオーバー 1 / 新しい細胞をどんどん作ろう
 →肌のターンオーバー 2 / 変化する肌の細胞を育てよう
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 →美容にいい、栄養価の高い野菜や果物の選び方
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【2008/09/29 19:52】 | 素肌のための栄養塾 | コメント(12) |
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コメント
こんにちわ
また見にきますね♪
【2008/10/04 16:55】 URL | 大阪出張マッサージ #-[ 編集]
はじめまして。
大変参考になりました。
ありがとうございます。
【2008/10/06 12:37】 URL | U #-[ 編集]
とても役に立ちました。
私もこれからここで学んで実践しようと思います。
これからも更新楽しみにしています。
【2008/10/08 17:53】 URL | かな #-[ 編集]
とても参考になりました(^O^) これからも楽しいブログ頑張って下さい!! また遊びに来ます(^-^)v
【2008/10/14 11:19】 URL | あゆみ #NMgcaBO6[ 編集]
とても参考になりました。ありがとうございます。
亜鉛をもっととれるような食生活にしたいと思います。
【2008/10/21 14:05】 URL | ゴールドカード           #JalddpaA[ 編集]
とても勉強になりました。
私の亜鉛のサイト、よろしければ一度ご覧下さい。
【2008/10/23 21:55】 URL | 田中 #-[ 編集]
>大阪出張マッサージ さん
参考になれば幸いです。
また見に来てくださいね。
【2008/10/31 21:17】 URL | ゆりこ #-[ 編集]
>Uさん
はじめまして。
参考になれば幸いです。
また見に来てくださいね。
【2008/10/31 21:18】 URL | ゆりこ #-[ 編集]
>かなさん
はじめまして。
お役に立てたようで、嬉しいです。
是非実践してくださいね。
【2008/10/31 21:19】 URL | ゆりこ #-[ 編集]
>あゆみさん
はじめまして。
参考になったようで、よかったです。
ゆっくりとですが更新していきますので、また見に来てくださいね。
【2008/10/31 21:20】 URL | ゆりこ #-[ 編集]
>ゴールドカードさん
はじめまして。
意識して亜鉛を摂ることは良いことだと思っています。
毎日の生活でうまく摂ってくださいね。
【2008/10/31 21:21】 URL | ゆりこ #-[ 編集]
>田中さん
はじめまして。
参考になったようで幸いです。
また見に来てくださいね。
【2008/10/31 21:22】 URL | ゆりこ #-[ 編集]
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ゆりこ

Author:ゆりこ
化粧品に頼らない、食事重視のスキンケアを研究中です。もう少し詳しいプロフィール

肌のしくみを知ろう

 肌を美しくするためには、「肌のしくみ」を知ることが大切です。肌のしくみを知れば、肌がなにをして欲しいのか、なにをして欲しくないのかが解ってきます。
 特に、スキンケアを考える時には、表皮のしくみと肌バリアのしくみを知ることが重要です。

1. 表皮のしくみ
表皮
2. 肌バリアのしくみ
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